
「竹林の管理が追いつかない」「どこから手をつけていいかわからない」——
そんなお悩みを抱える竹林所有者の方に向けて、神戸竹炭ラボは無料で竹林整備を行っています。
整備で伐採した竹は、無煙炭化機で農業資材用の竹炭に。
竹を資源として活かすことで、放棄竹林の問題と、子どもたちの食の問題を同時に解決することを目指しています。
まずは、竹林の状況をお聞きするところから。
小さな一歩でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
放棄竹林が地域にもたらすリスク

手入れが止まってしまった竹林は、年々密度が増し、次のような問題を引き起こします。
- 竹が過密になり、日光が入らず、他の植物が育たない
- 倒竹による通行の妨げや、近隣への被害リスク
- 土砂崩れなど、災害時の危険性の増加
- 景観の悪化や、生き物のすみかの変化
「何とかしたいけれど、自分たちだけでは手が回らない」
そんな竹林所有者の方と一緒に、少しずつでも竹林を健全な状態に戻していくことが、神戸竹炭ラボの役割です。
神戸竹炭ラボの「無料竹林整備」とは
神戸竹炭ラボでは、次のような仕組みで竹林整備を行っています。
無料で整備する代わりに、竹を資材として使わせていただきます。
- 整備費用:無料
- 対象:放置や管理不足でお困りの竹林(原則として神戸市近郊)
- 条件:伐採した竹を、竹炭用の資材として無償で提供していただくこと
伐採した竹は、無煙炭化機で竹炭にし、農業用の竹炭として活用します。
竹林所有者のメリットは、労力や人件費、竹の処分代をかけずに竹林を整備できることです。
神戸竹炭ラボは竹炭販売と、学校給食支援によって、この活動を継続していきます。
竹林整備の流れ
竹林整備のご相談から実際の作業までの流れは、次の通りです。
1.お問い合わせ・竹林の状況ヒアリング
- 所在地・面積のおおよその目安
- 竹林の現状(放置年数・傾斜・周囲の状況など)
- 車両の進入可否・資材搬出ルートの有無
をお聞きし、現地確認の日程を調整します。
2.現地確認・整備内容のご提案
スタッフが竹林を拝見し、
- 安全に作業できるか
- どの範囲から整備していくか
- どの程度の本数・密度を目指すか
などを一緒に相談しながら、無理のない整備計画をご提案します。
3.竹林整備(伐採・間伐・整理)
- 適度な間隔を目指した間伐・伐採
- 通路や作業道の確保
- 炭化用に竹を集め、搬出しやすい状態に整理
などを、基本的には人力+必要最低限の機材で行います。
4.伐採竹の搬出・竹炭としての活用
伐採した竹は、無煙炭化機による炭化拠点へ搬出し、
農業資材用のポーラス竹炭として生まれ変わります。
こうして整備された竹林は、
- 風通し・見通しがよくなる
- 倒竹のリスクが減る
- 将来的には、山や里山としての活用の可能性が広がる
といった変化が期待できます。
私たちができること・できないこと
安全に継続できる活動とするため、竹林整備ではできること・できないことを明確にしています。
できること
- 竹の伐採・間伐
- 炭材として利用できる竹の集積・搬出
- 手道具中心の作業による、安全性を重視した整備
- 長期的に「少しずつ整えていく」計画づくり
できないこと(一例)
- 大規模造成工事や重機を用いた本格的な土木工事
- 私有地の境界線トラブルに関わる調整
- 法律・条例に抵触する可能性のある伐採(保安林・景観条例区域など)
※法的な規制が関係しそうな場合は、事前に行政などへの確認をお願いすることがあります。
※危険度が高いと判断した場所については、お断りさせていただく場合もあります。
竹林所有者の方にとってのメリット
神戸竹炭ラボの竹林整備は、「片付けてもらう」以上の価値を生みたいと考えています。
- 維持管理のきっかけになる
- 手つかずだった竹林が、少しずつ整っていくことで、今後の管理のイメージが湧きやすくなります。
- 竹が「資源」として活かされる
- 伐った竹がただ捨てられるのではなく、竹炭として土づくりや子どもたちの食に役立ちます。
- 地域貢献につながる
- 整備された竹林は、災害リスクや景観悪化の軽減にもつながり、地域全体の安心にも貢献します。
「うちの竹林が、子どもたちの未来の食卓につながる」
そんな新しい形の竹林活用を、一緒につくっていけたら嬉しいです。
よくあるご質問
Q.本当に無料で整備してもらえるのですか?
A.はい。伐採した竹を、竹炭用の資材として無償で提供していただくことを条件に、作業費用は無料でお受けしています。
Q.どの地域まで来てもらえますか?
A.基本的には神戸市および近郊エリアを想定していますが、場所や規模によってはご相談のうえ判断させていただきます。
Q.一度に全部きれいになりますか?
A.竹林の状態によっては、一度で大きくは変えられないこともあります。安全面も考慮しながら、数回に分けて少しずつ改善していくケースも多いです。
Q.傾斜のきつい山林でも対応できますか?
A.現地の状況を確認したうえで、安全に作業できる範囲かどうかを判断します。難しい場合は、別の形をご提案することもあります。
竹林整備のご相談はこちら
竹林の状態は一つひとつ異なります。
写真や地図だけでは分からないことも多いため、まずはお気軽にご相談ください。
- 「とりあえず一度、見に来てほしい」
- 「この斜面でも対応してもらえるのか知りたい」
- 「相続した竹林の管理方法がわからない」
といった段階でも大丈夫です。
▼お問い合わせフォーム
「竹林整備の相談」と明記の上、所在地・おおよその面積・現在のお困りごとなどをご記入ください。