竹炭とは?|土を育てる農業資材としてのポーラス竹炭

竹炭というと、「消臭」「インテリア」のイメージを持たれる方が多いかもしれません。
神戸竹炭ラボが扱う竹炭は、農業資材として土づくりに特化したポーラス竹炭です。

放置竹林から伐った竹を無煙炭化機で炭にし、
さらに、菌ちゃん農法の吉田先生が考案した方法にならい、
消火の水にEM菌などの有用微生物を混ぜて仕上げることで、
土壌改良・自然農法・菌ちゃん農法などの畑づくりによりなじみやすい竹炭にしています。

ここでは、竹炭の特徴や、土づくりの現場でどのように役立つのかをご紹介します。

竹炭は「土の中のマンション」

竹炭の一番の特徴は、目に見えない無数の穴(多孔質構造)です。
この細かい穴が、土の中で次のような役割を果たします。

  • 土中の微生物の「すみか」になる
  • 水や空気をほどよくため込み、通りをよくする
  • 肥料成分や有機物を抱えこみ、ゆっくりと土に返す

つまり竹炭は、微生物たちが住みやすい「土の中のマンション」のような存在です。
微生物が元気になることで、土がふかふかになり、根が張りやすい環境が整っていきます。

無煙炭化機+EM消火水でつくる「ポーラス竹炭」

神戸竹炭ラボでは、竹をただ焼くだけではなく、無煙炭化機を使って炭にしています。

  • 煙や匂いを抑えた炭化ができる
  • 温度管理がしやすく、安定した品質の竹炭がつくれる
  • 多孔質で、農業資材として扱いやすい「ポーラス竹炭」になる

さらに、炭を消火するときの水にも一工夫しています。

菌ちゃん農法の吉田先生が考案した方法にならい、
消火に使う水にEM菌などの有用微生物を混ぜて使用
しています。

  • 焼き上がった熱い竹炭に、EM入りの水をかけて消火することで、
    竹炭の表面や孔の中に、微生物の“たまご”のようなものをまとわせるイメージです。
  • その結果、竹炭が土の中に入ったとき、
    微生物が定着・増殖しやすいスタートラインをつくることができます。

こうしてつくられたポーラス竹炭は、
ただの炭ではなく、「微生物のすみか+微生物の種」を兼ね備えた土づくり資材として、畑や田んぼで使いやすい形になっています。

農業資材としての竹炭のメリット

── 微生物の力を引き出し、「安全で栄養価の高いおいしい野菜」を育てる土へ

神戸竹炭ラボの竹炭は、土そのものを“いきもの”として元気にすることで、野菜の質を底上げするタイプの資材です。
ポイントは「微生物のすみか」を増やすこと。その結果として、安全で栄養価の高い、おいしい野菜づくりにつながっていきます。

1.微生物が働きやすい環境をつくる

  • 多孔質な竹炭は、土の中の**菌や微生物の住処(アジト)**になります。
  • そこに、落ち葉・草・堆肥などの有機物が加わることで、
    微生物が「分解 → 栄養に変換」するサイクルがスムーズに回りやすくなります。

→ 微生物の働きが整うことで、
野菜が必要とする栄養を、ゆっくり・じわじわと供給できる土になっていきます。

2.根がしっかり張れる「ふかふかのベッド」に

  • 固く締まりやすい土に竹炭を混ぜると、通気性・排水性がよくなります。
  • 一方で、竹炭の穴が水分をほどよく抱えてくれるので、保水性のバランスも整いやすくなります。

→ その結果、
根が深く、広く、のびのびと張りやすい土になります。
根がしっかり張れた野菜は、

  • 病気や環境ストレスに強くなりやすい
  • 自分の力で水分・養分を吸い上げられる

といった形で、健康で中身の詰まった野菜に育ちやすくなります。

3.「安全性」と「おいしさ」「栄養価」の土台づくり

竹炭は、化学肥料のように一気に効く「速効性のエサ」ではありません。
その代わり、

  • 自然農法・菌ちゃん農法・有機農法のような
    「土のいのち」を大事にする栽培と相性がよく、
  • 微生物の力を通して、
    安全性・おいしさ・栄養価の土台づくりを長く支えてくれます。

・農薬や化学肥料にできるだけ頼らずに、
・微生物の力で畑を育て、
・子どもたちにも安心して食べさせられる野菜をつくりたい。

そんな想いを持つ方にこそ、
竹炭は心強い「裏方のパートナー」になってくれます。

神戸竹炭ラボの竹炭に込めた想い

私たちが竹炭を農業資材として扱うのには、2つの理由があります。

私たちが竹炭を農業資材として扱うのには、2つの理由があります。

  1. 放置竹林の問題を解決したい
    手入れされなくなった竹林は、倒竹や災害リスク、景観の悪化など、地域にさまざまな影響を与えます。
    神戸竹炭ラボでは、竹林を無料で整備し、代わりに伐採した竹を資材として活用しています。
  2. 子どもたちの「安全な食」を守りたい
    60リットル3,000円の竹炭をご購入いただくごとに、
    10リットルを学校給食用の野菜を育てる農家さんへプレゼントする仕組みを進めています。

放置竹林から生まれた竹炭が、微生物を育てる土になり、
その土が野菜を育て、
子どもたちの未来の食卓につながっていく——。

そんな循環を、神戸から広げていきたいと考えています。

こんな方に、ポーラス竹炭をおすすめします

  • 自然農法・菌ちゃん農法・有機農に取り組んでいる方
  • 家庭菜園で、もっとふかふかした土にしたい方
  • 学校菜園や福祉事業所の畑で、環境にやさしい土づくりをしたい方
  • 放置竹林や環境問題の解決に、農業を通じて関わってみたい方

竹炭は「ただの炭」ではなく、
土と、森と、微生物と、未来の食卓をつなぐ小さな黒いパートナーです。

竹炭の使い方や注意点について

具体的な使い方(入れる量・タイミング・他の資材との組み合わせ)については、
土壌改良資材としての利用方法」を、竹炭販売ページやブログで詳しくご紹介しています。

「うちの畑にも合うかな?」
「学校菜園に使ってみたいけど、どうしたらいい?」

といったご相談も大歓迎です。
お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。